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コンパチ(リアハブ編)

2012 年 8 月 29 日

DSCN4881
最近NUKEPROOFのハブでお問い合わせが多いのがいろんな規格への互換性。
ということでここでご紹介させていただきます。

上のハブは135mmクイック仕様です。
それと左下のコンバージョンキットを使用すると12mmスルーアクスル仕様への変更が可能。
そしてさらに右下のキットを使用すると最近増えてきている142mm幅へも対応可能ということになります。

syntace
135mmから142mmにハブの幅を広げる目的は上の画像のように、フレームにスロットを設けることにより、ホイル装着時にハブの両サイドがこのスロットに沿って止まるため、スルーシャフトを通しやすいということです。
この規格では剛性うんぬんは正直関係ないと思います。
なのでこの規格のフレームがどこまで広まるかはわかりませんが、地味に増えてきています。

ということでハブをばらしてみました。
DSCN4886
フリーハブボディーやベアリング、ロックナット、爪、シールなどごちゃごちゃしているようにも見えますが意外とシンプルです。
ただしベアリングは圧入されているので交換はショップへ頼むのが安全です。

この中のシャフトと両サイドのナット部分を交換すれば12mmスルーシャフト仕様へ早変わり。

DSCN4888
そして142mmにするにはサイドロックナットを交換。
画像下の2個が135mm用で上が142mm用。
片側3.5mmで計7mm幅が広がるだけなのでホイルセンターやチェーンラインなどには影響ありません。

 

DSCN4892
画像上が142mmに変更したものです。

ホイルの装着が楽になるなら全部142mmにしちゃえばいいじゃない?
と思う方もいらっしゃると思いますが、135mm+クイックはそうそう消えそうにない規格なので
こういうパーツが出てきます。

12mmハブからクイック仕様にする場合は同社の”Conversion Kit QR Rear”(クロモリ製)か
POPの”12 to M6/QR コンバーター“(アルミ製)でどうぞ。
※135/12mmからクイック仕様へは上記パーツで他社メーカー製のハブにも対応できます。

 

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